2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年を振り返る_07

年初の抱負を月次ふりかえる自分メモ。 2008まとめ/2009まとめ 2010年初の抱負/01/02/03/04/05/06 △「小説を50冊読む(週1冊ペース)」 小説1冊、小説以外1冊。本を読むまとまった時間を設けられていないが、ちまちま読み進めてはいるので、悪くはない。読み…

熱願冷諦

いい言葉を知った。ねつがんれいてい。 「熱願冷諦」。求める時にはひたむきに求めてやまないが、どうしても許されぬと悟ると、「さうかい、それならそれでよろしい」ときっぱり思い切る意、吉村昭さんの信条。年々精神的握力の低下を嫌悪していたが、冷諦を…

ニューメガネ

7/31sat、メガネを新調。東急ハンズ札幌店6Fグラスイズムにて。5,000円也。さほど視力が悪くないのでレンズのグレードアップはせず。フレームの下半分がないタイプのため割れにくいレンズ(+2,100円)を勧められたが拒否。 前のメガネは「前のと同じ度で」っ…

二週連続で祭

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「第44回おたる潮まつり」 7/24sat参戦。友達が集っていると聞き、仕事を終えて小樽へ。 クロネコヤマトチームの掛け声は「一歩前へ!」だった(実話)。 おっさん屋台にお世話になった。 何故。 ステージではバンド演奏。1曲目は「潮音頭」。土曜なので花…

松尾剛次『中世都市鎌倉を歩く』

中公新書1392。鎌倉旅行の直前にアマゾンでポチり、斜め読みしていざ鎌倉。帰宅後に熟読しようと思っていたのだけれど、やめて再斜め読み。 源氏将軍やら北条執権政治の時代の話のおさらいや、武家と寺社との関係の話、鎌倉新仏教の話など、おさえておきたか…

石川淳『紫苑物語』

再読。とはいえ前は表題作「紫苑物語」しか読んでおらず、残り2篇の収録作「八幡縁起」と「修羅」は初読。 物語の構成に必然性が感じられず、ただただ恣意的に、ときに突拍子もない展開で進む。伏線とか、なんかそんなん知らぬ存ぜぬな調子で進む。でも、そ…

変空

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最近の札幌は奇妙な空模様でございますね。でもときどきハッとするような表情を見せられてドキリとします。 (7/29thu 19:00 裏参道あたり)

関東旅行二泊三日

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こつこつ貯めたお金をえいやとふりしぼって、急な業務が入らないかと内心どきどきしながら、無事に行って帰って参りました三連休関東旅行二泊三日。私は元来、旅行欲がとても薄く腰は重い方ですが、行ったら行ったで「行ってよかった」と思えるから不思議。 …

オルセー美術館展2010「ポスト印象派」

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7/19mon@国立新美術館。10時スタートで、10時10分に行ったら50分待ち。噂に聞いていた通りの大盛況。とはいえ冷房の入った館内での行列だったし、前日まで炎天下で並びまくった我々夫婦には屁でもない程度ですよええ。 チケットもぎられて中に入ると、混雑…

CIRQUE DU SOLEIL『ZED』

7/17sat13:00- @シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京。 初シルク・ドゥ・ソレイユ。よかった。すんごくよかった。 特定演目のための常設劇場なんてのも初めてだったけれど、タッパはあるわ奈落だらけだわどこからでも人が出てきたり消えたりで、嬉しい驚き…

相対的東京

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関東に旅行に来ている。 東京での勤めを辞めて札幌に移り、もう5年以上が経過している。東京をゆっくり訪れるのはそれ以来だ。5年という時間のなせるわざか、当時がテンパり過ぎていたのか、札幌を知ったからか、わからないけれど、この度は東京を冷静に見る…

北大祭

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6/5(土)、出勤前に北大祭へ。酒が飲めなくなっちゃったのは返す返すも寂しいけれど、仕事前だからこれでいいんだ!イーンダヨー!(だめじゃん) 天気もよく、とても気持ちのいい時間でありました。各店、色々な工夫を凝らしていて楽しいやね。今年は多国…

葛西薫1968

5/30(日)@札幌芸術の森 工芸館。片岡球子展の後に、その足で。 ざああーっと彼のキャリアが網羅されている感じ。復習もありつつ、初見も多数。たしか4〜5年ほど前に葛西薫が札幌で行った講演を私は聴いていて、そのときの彼の話を思い出したりなんかしな…

片岡球子展

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5/30(日)会期最終日@札幌芸術の森美術館。かなり日が経ってしまったけれど自分メモとして。 札幌にいるとなんのかんので目にすることの多い片岡球子の作品。いつもは他の作品だったり、それ単体だったりで異様な雰囲気を放つ彼女の絵をまとめて観ると、逆…

腑に落ちない人

TSUTAYAのコミックレンタルで『蒼天航路』をちびちびと読み進めているのだけれど、曹操がいいこと言ってた。 腑に落ちん所こそが人のつぼだ そこをじっくりのぞき込んでおれば やがて人のかたちがみえてくる 人づき合いにおいても、ちょっと粘ってみろよ、っ…

己の浅さに向き合う

iPodを家に忘れた日の帰り道、無音の夜中に考えた。 私の言葉は浅い。私の考えは浅い。私は浅い。今まで私の言葉が誰かに深く深く届いたことなど(ほぼ)ないということを、まずは冷静にうけいれよう。 このどうしようもない浅さを、小器用にやり過ごすので…

2010年を振り返る_06

年初の抱負を月次ふりかえる自分メモ。 2008まとめ/2009まとめ 2010年初の抱負/01/02/03/04/05 ×「小説を50冊読む(週1冊ペース)」 小説1冊。数週間本を開かない日が続いたが、無理しても仕方ないので仕方ない。生活が落ち着いてきたのでまた淡々と再開。 ×…

契約終了のお知らせ

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マルハン折込チラシ。 任期満了ダーッ!! ただの契約期間終了である。普通ならしれっと消えていくところである。本来は内輪の事情である。 なのに敢えて大袈裟に言っちゃうような開けっ広げ感が、好感を生んでいる。スタンスがなんとなく猪木っぽいってのも…

そのもの広告

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地下鉄車内に、どん兵衛のフタ。 とくにメッセージがあるわけでもなく(よく読みゃあるのかもしれないが)、シンプルに商品そのもの(の一部)が違和感ある場所にあるという面白さが、強いアテンションに。 ここまで定着してる商品だからこその手法だろうし…

夏日の至福

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サッポロ!

梶井基次郎『檸檬・冬の日 他九篇』

岩波文庫。何年も前に琴似(当時)の「くすみ書房」で購入し、「檸檬」だけ読んで、次の短篇からのあまりの退屈さに打っ棄っていた一冊を再読。 「檸檬」はやっぱり面白い。惹かれるものたちを仔細に美しく描写する筆致、その展開の突拍子の無さ。教科書にも…

2010年を振り返る_05

年初の抱負を月次ふりかえる自分メモ。 2008まとめ/2009まとめ 2010年初の抱負/01/02/03/04 △「小説を50冊読む(週1冊ペース)」 小説3冊。小説以外1冊。入浴読書を再開。いいリズムができてきた。 ×「アイデア・コトバ日記を500項目つける(週10項目ペース…

加藤ではないと信じたい店長

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ドラッグストアというものは、便秘対策のあれこれってんで「どっさり出たー!」的なあおり文句が食品の隣とかに平気で踊るという非常に希有な空間なわけだけれども、もうさあ、ここまで堂々とやられちゃうとさあ、これ見てキャッキャよろこぶ子供を大人はど…

イノダコーヒで文庫セットを注文した

札幌駅前の紀伊国屋2階にあるイノダコーヒで「文庫セット」なる企画メニューがあると聞いて行ってみた。 ドリンク1杯と文庫本1冊で880円。本は4冊から選べる。俺はサリンジャー、妻は池波正太郎のエッセイを選択。 文庫本がお皿に乗って出てきた!本の下…

トミーズチキン

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国道12号線、秀岳荘の向かい、旧不二家。どう見てもチェーンっぽいのに見たことない店「Tommy's Chicken」に、職場の先輩方と突入。24時間営業(今はプレオープンなので夜中はやってないぽい)で、おにぎりメニューが充実という。 で、チキン。なまら油。ギ…

浅田次郎『月島慕情』

実家に帰省した折に父が貸して呉れて、以来一年ばかり放置していた一冊。 読み始めるまでがものすごく億劫で、でも読み始めてしまえばざーっと進んでしまう。風呂のような本(または作家?)である。短篇集ということ、時代物ではないということで、俺にとっ…

芥川竜之介『蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇』

岩波文庫緑70-7。入手経路失念(買ったんだったかもらったんだったか)。興が乗っていたので芥川連投。岩波は「竜」之介なんだなあ。 子供向き作品を集めたということでわかりやすくするすると。けれど物語の展開だとか教訓的なところは個人的にはどうでもよ…

岩瀬大輔『生命保険のカラクリ』

文春新書723。PDFフリーダウンロードしていた本書、プリントアウトして放置していたのを一気読み。 保険素人としては目から鱗がたくさん落ちる本。専門知識に疎くても、理屈が追えればしっかり理解できる本だと思う。とはいえ、素人としてはいきなりこれを鵜…

西野が意外とおもしろい

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とてもよい芝居を観た後、胸に「酒とロック」を主張したTシャツにクロックスつっかけて、西野の一角を夫婦でぶらぶらと散歩。ミニサイズの丸ガスタンクやら、川やら、こんなところにこんな店?な店やら、なんでこのへん家が斜めに建ってるん?やら。古い町だ…

コンカリーニョプロデュース公演『歯並びのきれいな女の子』

泊篤志@飛ぶ劇場(北九州)演出と知って、行こう行こうとは思いながらもチケットを買わずにいたんだけれど、運よく休めたのとTwitter上でやたら評判がよかったので、わくわくしながら琴似へ向かった。昼公演。 脚本はイトウワカナ。彼女のつくった芝居を観…