2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

奨学金のこと

day

完済人になりました。 大学進学にあたり、育英会の無利子奨学金がダメで、でも有利子はできれば避けたいなーと思っていたところに、たまたま高校の教室に掲示されていた「財団法人 北海信金奨学財団」の奨学金。たしか3年生の冬頃、記憶が曖昧だけどセンター…

music to fall asleep

2011年秋頃から月曜の夜が眠れない。翌火曜の夜も眠れないことが多い。夜中までぶん回した脳味噌が走りっぱなしでオフできていないようで、ベッドに入っても寝付けない。羊もまともに数えられないような状態。翌朝出勤しなくてよいならそのまま起きて本でも…

舞城王太郎『煙か土か食い物 Smoke, Soil, or Sacrifices』

講談社文庫。帰りの地下鉄で読み進めていたもののなかなか進まず、ある眠れなかった休日の朝に残りを一掃。主人公は不眠。つらいよね不眠。 初舞城。文体やスピード感が特徴との噂に期待して読むも、そこんところはそれほどでもなく、口語主体で読みやすい点…

フレデリック・バック展

art

木を植えた男。 L'Homme qui Plantait des Arbres と展覧会タイトルに入るのは、代表作だからいいんだけれど、さもフレデリック・バック氏が木を植えているかのように思われかねないが、実際にそういった活動もされている方みたいなので、まあいっか、という…

サンクタム

準新作ブルーレイレンタル。理由はどうあれ、洞窟を奥へ奥へと進む冒険野郎たちの話。 洞窟の中ってときどき、やっと体が通るくらいの狭いところを時に這うようにしてよいしょよいしょと進んだりするじゃないですか。私はあれがめっぽう苦手なのである。ドラ…

マネーボール

新作ブルーレイレンタル。ノンフィクション書籍が原作の、ちょこっとフィクション。 ブラッド・ピットの「なにかっちゃ食い物をつまんでる」様子がオーシャンズ以来気になり続けてるんだけど、今回もやっぱり食い物をつまんでて、そのつまみっぷりが非常によ…

開高健『生物としての静物』

集英社文庫。中学生の頃に小樽駅前の紀伊国屋書店で購入したエッセイ。ときどきぱらぱらと眺めてはニヤニヤしてきた、挿画も素敵な道具への愛情記。このほど久しぶりに腰を据えて再読。中学時代と違うのは傍らにウィスキーがあること(ニッカだけど)。平日…

川上弘美『おめでとう』

文春文庫。とにかく「神様」でガツンとやられた私(まだ言ってる)にとっては、すっかり恋愛小説の人になったように見える川上弘美がいまだに少し変な気持ちになるというか。そんな何冊も読んでるわけではないのだけれど。とはいえ自分にとってはすいすいと…

串田孫一『文房具56話』

ちくま文庫。この本のことは私が文房具好きになったきっかけのひとつ・雑誌『広告』の文房具特集で引用されていて、当時はその雑誌その特集にそもそも驚きというか、文房具を意識させられて間もない頃だったので、この本についても「こんな本が成立している…

鴨長明『方丈記』

青空文庫。三大随筆のひとつを、そういえば読んだことないわと思い立ち。教科書にそれなりに載っていた枕草子や徒然草と違って、方丈記って著者名と冒頭文以外を国語の時間に習った記憶がないのだけど、俺の気のせいかしら。 学生時代、古文がとても苦手だっ…

intro『言祝ぎ』

3/11sun14:00-@コンカリーニョ。昨年11月以来のintro。やっと書く。 毎度いけしゃあしゃあと客席を凍りつかせながらタブーにカチこむ菜摘あかね、軽々といろんなボーダーを飛び越えては客席の懐にひたと寄り添う大高一郎。両名ともいわゆる、あまりニュート…

B☆B meets Shodo

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札幌の書道スクール・書峰社書道の折込チラシ。 書峰社書道は北海道日本ハムファイターズのスポンサー。 だからって そう自然にとけこもうとしなくてもいいんじゃないのか。

2012年を振り返る_03

年初の抱負を月次ふりかえる自分メモ。 2008まとめ/2009まとめ/2010まとめ/2011まとめ 2012年初の抱負/01/02 △「小説・戯曲etc.を週1冊読む(年50冊)」 小説2冊+戯曲0冊=2冊(それ以外3冊)読了。目標の半分だが、わけあってエッセイを多めに読んだ。会社…

無所属の思い出

新年度である。昨年度最終日に実施した取材の原稿を作りはじめている。新年度だからどうということもなく仕事は連綿と続いている。 社会人生活の中で一度だけ、スッパリと年度でぶった切られたことがあって、それは新卒で就職した東京都目黒区の会社をジャス…