2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

J・D・サリンジャー『九つの物語』

中川敏訳・集英社文庫。昨年、文庫セットにて購入した一冊を今頃読了。初サリンジャー。「バナナフィッシュ」に色めきたつ(アッシュ!)。 読んでいていまいちドライブしていかない。つっかかる。たぶん、いちいち描写が洒落ているからというのと、登場人物…

アイディアの嫌気性/好気性

嫌気的なアイディアは、言葉として結ばれていないもの・こと。 これらは脳の糠床に寝かせておいて、外気には直接触れさせない。記憶のフックとしての断片的メモのみ手元に記してよいが、結論を急がないことが肝要(例:キーワードや疑問や違和感のみを記す)…

『イラストレーションキャラクターのつくり方』

同僚レンタル。キャラクタービジネスの一線で活躍する作家たちのお仕事紹介本。私は作家でもないしイラスト志向もスキルもないので「自分のために」というよりも「広告制作チームの一員として」という立場から、作家目線のいろいろを(さらりと)知ることが…

再会のためのレシピ

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永谷園の「松茸の味お吸いもの」の袋のウラに、レシピが書かれてあった。「きのこの炊きこみごはん」。ほうほうなるほどカンタンでうまそうだ。スープとして飲むだけでなく、こんな使いみちもあるのか。発見である。「今度、やってみようかな」と思う。 商品…

カッパン

週末、親族行事で定山渓に一泊二日。その際に発見した土産物。定山渓の河童伝説に因んだ 新定山渓名物かっぱのパン屋 カッパン 河童を人間に近づけていくと、黄桜に近似してゆくことは逃れえないことなのだろうか。子どもの存在により色っぽさを保ちつついか…

『成功するキャラクターデザインの法則』

新年、amazonでまとめ買いしたうちの一冊。 まず、看板に偽りあり。本書には「法則」についての考察は一切ない。そのへんは帯に書かれていることがすべてで、 メッセージは キャラクターに託せ これと同じことが「あとがき」にも書かれていて終了。あとは、…

イヴの時間 劇場版

新作レンタル。話題作らしいっていう噂+暫く貸し出し中だったという事実だけを頼りに。 テーマは古典的で、すんなり物語に入っていける安心感がある。そしてそれを扱う設定(喫茶店に集う)が、現代的で、同時に普遍的で、やはりすんなり入っていける安心感…

アフタースクール

旧作レンタル。ずーっと貸し出し中、やっと借りられた…。 いわゆるシャマラン的な、観ていない人のために筋について語るのは厳禁、といった趣。そういったトリックの部分に目が行きがちだし、そこんところが本作の大きな魅力でも他邦画作品との差別化ポイン…

強面フランク

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ドラッグストアにて。値札。 ハイ白龍 ただの商品名なんだけど、間違ってないんだけど、「ハイ」の位置はそこで良かったのかどうか疑問がぬぐえない。挨拶か。親しい仲の礼儀か。 商品中ほどの ハイはくりゅう ひらがなも悪くない。

しぞーか

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イオン発寒で静岡フェア。静岡ってメジャーな県なのに縁遠し。しりあがり寿が語ってたおでんを食す。だしの粉がかかりまくり。かかりじゃくり。うまし。

俺は小樽市生まれナップランド育ち

ランドセル界にとっては当たり年の様相を呈している2011年。伊達が多数出没しているというニュースを毎日目にするけれど、私にとってこのニュースがいまいちピンとこないのは、ひとえに「ランドセル」というものに特段の思い入れがないから。 なぜかといえば…

坊や良い子だ

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土鍋ハンバーグ北斗星狸小路5丁目店の貼り紙。 ライスの量…半ライス、大盛り、昔話盛り出来ます 昔話盛り。いわゆる「まんが日本昔ばなし」的なアレ。私の周りでは「マンガ盛り」と称していたけれど、「昔話」という語が入ってきたほうがより具体的で初見で…

鴻上尚史『トランス』

三人芝居。何度となく再演を重ねられている(それは鴻上本人も言及しているように「舞台にかけやすい」少人数・設定ということもあろうが)戯曲。私が高校、演劇部の部室にあった VHSで観たのはおそらく1993年の初演(これ)。小須田康人、長野里美、松重豊…

ナイト ミュージアム2

旧作レンタル。前作『ナイト ミュージアム』も観ているはずなのだが(うっすらおぼえてる)ブログに書き忘れている模様。 ハチャメチャな状況にあって常にわりと冷静、なんなら冷めてるように見えちゃう主人公って面白い。これは2だからネタとして成立可能と…

アドレナリン2 ハイ・ボルテージ

旧作レンタル。確かに観たはずの前作『アドレナリン』のことを1ミリも思い出せないことに驚愕した。そしてたぶん、この『2』のことも、数ヵ月もすれば思い出せまい。そもそも今、映画を観てから24時間ぐらいしか経っていないが、既にストーリーの記憶が朧で…

FREITAG F73 COOPER

フライターク熱が突沸したため、初入手。FREITAG F73 COOPER。KI:n%Hzにて購入。当初BOB(縦型トートにショルダーベルト付)を探していたのだけれど店頭では出会えず。COOPERの大きさとシンプルさ、ざっくり感に惚れ、決め。 この1年、気に入ってずっと背負…

肉のディレンマ

day

29歳は当然肉で祝うとばかり思っていたが、肉歳になると肉もさることながら野菜が旨くなってきちゃって、もう、もう。というディレンマ。野菜メニューのオンパレードうまし。腹いっぱいなのに後ろめたくないという奇跡。大人になりました。円山のValoにて。

2011抱負メモ:20代ラストだけど、それはそれとして。

年初の抱負シリーズ4回目。より明確に意識するために今年はカテゴリ分けしてみた。 2008まとめ/2009まとめ/2010まとめ【入力行動】------------------------------ 「小説・戯曲etc.を週1冊読む(年50冊)」 物語をできるだけ多く摂取する。これまでのツケの…

ビギェァン

day

22歳で就職した瞬間から若白髪と共に歩んで参りました。 23歳に坊主頭にしてからは大した気にも留めずに恙無く暮らして参りました。 28歳の終わり、そこんところがどうにも気になって参りました。 毛刈りをしてから数週間ほど経過すると、それまで短すぎて見…

武者小路実篤『友情』

新潮文庫。モヤモヤ男子のリアリティを欠いた妄想ガールズトーク。暮れに読み始めかけて「きっついなこれ」と思い中断していたのを正月休みに読了。改めて、きっついわこれ。 憂国を気取ってみたところで、しょせん男なんて、なんてのを的確に活写した小説だ…

2010年を振り返る_まとめ

2010年初の抱負を月次ふりかえってきた自分メモのまとめ。 2008まとめ/2009まとめ 2010年初の抱負/01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12 ×「小説を50冊読む(週1冊ペース)」 小説17冊、小説以外20冊。合計でいえば37冊となり2009年よりは多いのだけれど、今…

2010年を振り返る_12

年初の抱負を月次ふりかえる自分メモ。年を振り返る前に、いつもの月次。 2008まとめ/2009まとめ 2010年初の抱負/01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11 △「小説を50冊読む(週1冊ペース)」 小説1冊、小説以外0冊。足りないが、まあ、よう一冊でも読んだわ。日…

not to do

day

いろんなことをやってはいけない、なんにも考えずに胃に流し込むだけの日があることによって、今年のいろんなバネとなるのかもしれない、と思うようにして惰眠を貪っていたら上に。