2012-01-01から1年間の記事一覧
島津製作所が具体的にどんなことをやっている会社なのか、その事業の詳細をいまだにきちんとわかっていない。けど、ノーベル賞受賞者を民間から輩出しちゃってるような会社だし、きっと科学で世界に貢献している会社なんだろうと思っているし、たぶんそれが…
自宅鑑賞。おんもしれぇー。でもみっじけぇー。娘役が太田緑ロランスのほう(B)。 開演前はどう見ても歌舞伎の幕の渋めのあの色で、開演後は一転あざやかなカラフルになっちゃう舞台美術と照明に嘆息。からの、濃厚な家族喧嘩の話。 番外公演で少人数、ゆえ…
自宅鑑賞。おんもしれぇー。でもなっげぇー。 いわずとしれた三谷幸喜のお得意バックステージものにして、ミュージカル。サービス精神としてのメタ仕掛けも上品にまじえつつ、極上の3時間。 本業的に歌える人とそうでない人が入り混じる舞台で、そうでない人…
新潮文庫。初オダサク。 「僕と共鳴せえへんか」 (「夫婦善哉」P20) ってこれだったんだ!とぜんぜん知らぬまま町田康が好きと言い続けてきました。町田康はもう何年も読んでいません。読めていません。ダメダメでどぎついながらもチャーミング。地名や数…
光文社古典新訳文庫・関口英子訳。この著者のことは知らず、光文社古典新訳文庫というだけで、そしてタイトルで購入。すべて湯船1回1話(稀に2話)で読了。 解説によれば著者にしてはキャリア転換期に書かれた、現代社会風刺をまじえたファンタジー。ファン…
11/17sat14:00-@シアターZOO。ZOOすごい久しぶり。前は近くに駐車場みつからなかったけど今回裏にいくつかみつけた今後はここを使おう。 いつも演劇鑑賞の体験の幅を広げてくれる千年王國新作。すっかり定番の生演奏と、すっかり定番の奏者のたどたどしい語…
10/20sat13:00-@コンカリーニョ。 まず、なんの予告もなく前座で強制的に学生芝居見せられるとかあれはないわ。こっちの期待とテンションへの配慮に欠けた運営に怒りしかない。演じた彼らが悪いのではない。彼らのような演劇を観たくて観に行くときもある。…
本来ならば一日のおわりに、その日にあった・思ったことがらを記述して日記とし、以てすっきりとした心持ちで床に就きたいところなのだけれど、なんせ日々の会社勤めの後には余暇というものがまず存在せず、帰宅して食べて風呂って飲んで寝て、しかないもの…
キャッチコピーはもちろん、ボディコピーに着目した一冊。よい。もともと好きなコピーも載ってたし、知らなかった素敵なコピーともたくさん出会えた。職場の席に備え付け。 各作者によるボディコピー論コメントも掲載されており、それはそれはバラバラなこと…
ロケのために翌朝が早かったので、いつもより早く、とはいえ22時過ぎ頃に職場を出て帰途についたところ、ちょうど弊社の前を通りがかったふたりの若い女性らが、煌々と明るいガラス張りの弊社打合せスペースを見上げて「ここっていっつもやってるよねー」「…
あまりにも記憶からこぼれ落ちていくものが多すぎるんじゃないかと最近こわくなってきたのが、日記をつけたいと思ったきっかけです。時は流れ過ぎ去っていってしかるべきものだし、そこに杭を打とうという気も惜しむ気もさらさらないけれど、それでも、ちょ…
土曜日、北海道日本ハムファイターズの優勝パレードを避けるようにして職場近くのいつもの病院へ。 耳鼻科:例によって鼻の奥が詰まり気味、からの目の奥が頭痛。診断によれば風邪の症状が出始めていてそれが影響して腫れてるとのこと。鼻水止め痰きり、抗生…
「幸福な週末 退屈な平日」ではつまらないし、「幸福な平日 退屈な週末」ではやりきれない。どちらも幸福な日であるのが当たり前だけれど望ましい。さらにいえば「均して幸福」なのではなくて、「程度の差こそあれすべて幸福な瞬間の連続」であることが望ま…
お土産に頂いた東京ばな奈のキャラメル味が「こちら側のどこからでも切れます」を、力業で実現していた。 手垢のついた技術…もはや技術とすら思われていなかったであろう、当たり前の工夫「切れ込み」の連発。「今できること」の愚直な反復。さながら桜木花…
年初の抱負を月次ふりかえる自分メモ。 2008まとめ/2009まとめ/2010まとめ/2011まとめ 2012年初の抱負/01/02/03/04/05/06/07/08/09 ○「小説・戯曲etc.を週1冊読む(年50冊)」 小説0冊+戯曲0冊=0冊(それ以外1冊)読了。「まとまったひとり時間の確保」を…
今朝、ベッドから起き上がる際に「ルッコラショ」と言ってみた。 シャレオツー!とか、あほなツッコミをセルフサービスしながら、 ふと、眞木準さんのことを思い出した。 10月も半ばを過ぎた、がんばります。
履歴書の趣味欄には「演劇鑑賞」と書いていた。新卒の就職活動のときには「年間100本の舞台を観ている」と書いた。 それ以前に「趣味は?」なんて訊かれることもなかったし、回答を用意しておく必要もなかった。それまでは部活と部活の延長的につきあってき…
自宅鑑賞。ミスターミキプルーンのダンディズムと、堀内敬子の達者ぶりを堪能。 きまじめスーラ、もてもてゴーギャン、こまったちゃんゴッホ。かくあったのかもとマジで思える三者三様。美術史のお勉強をサボりにサボった私でも充分に楽しめるキャラの立った…
自宅鑑賞。春、この公演のチケットを取れたら関西ではなく東京へ飛ぶつもりだったが、ムリでした。の作品。 いくほんか観たことのある野田秀樹作品のなかで、彼はいつも物語の大事な部分にはいるけれど主人公ということはまずなくて、なのでこんなにも野田秀…
たまには意識の高いことでも書く。みんな大好き英語学習エントリ。 どうすれば、英語脳ができるのでしょうか。 英語脳に関わらず、言語脳は必要脳です。 必要がなければ上達しない脳みそなのです。 逆を言えば、「生きるために英語が必要」と脳が感じればメ…
宣伝会議 2012年 9/1号 [雑誌]出版社/メーカー: 宣伝会議発売日: 2012/09/01メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る雑誌『宣伝会議』の、たぶん一年でいちばん売れる9/1号を読んでいたら、たまたま文房具に関する記事があってピクッ…
7年前くらいに友人からもらった中の一冊。第40回(1996年)岸田國士戯曲賞受賞作品。舞台は未見。 案の定、静かーで地味ーで、「えっ」とか「あっ」とか、フツーのせりふのやりとりで展開。ちょっとズレた調子をときおり放り込みつつ、原則ローテンションに…
9/16sun@札幌パルコ。尊敬する先輩や尊敬する先輩の高評価を思い出して、立ち寄り、飛び込み。入場料支払時パルコカードの入会促進が過剰。 ことばが主役の展示。ことばそれ自体を読ませることと、ことばを読む体験をふくよかにしてくれる、視覚、聴覚、触…
光文社古典新訳文庫、池央耿訳。まだクリスマスも冬すらも遠い、残暑の9月の湯船にて初読。 冒頭、いわゆる徹底的に前フリ的なくだりを読みながら、極薄の聞きかじり記憶がよみがえる。ああそういえば。このへんくつじいさんが。そうかそうかと。そうとなれ…
文春文庫。文學界新人賞の表題作と「つぎの著者につづく」の2篇。初円城は、出張からの帰途、羽田空港の有隣堂で文庫を物色して、たまたま。決め手は「薄さ」と「文字の大きさ」と「伊藤計劃を読んだ直後で興味があった」。 羽田→新千歳で前者を読了。文學界…
準新作ブルーレイレンタル。ゾンビのいないバイオハザード、あるいは「ワン・フォー・ミラ/オール・フォー・ジョヴォヴィッチ」。はたして続編はあるのか。 以下、魅力を感じた気づきメモ。 「痛快」一本槍 わかりやすいキャラクター 王も王妃も美男美女じ…
3ヵ月映画みなかった。今年は映画みてねーなー。準新作ブルーレイレンタル。原題は「Source Code」だそう。 くりかえされる8分間。ぐるぐると螺旋のような進み方は、意味合いこそ違えど「バンテージ・ポイント」をおもいだす。 なにが現実なのかよくわからな…
ハヤカワ文庫。情報考学にそそのかされてAmazonポチリ。しばらく寝かせた後に(厚いので気後れしていた)、通勤地下鉄で読み始め、東京出張往路機内で残りを読了。全身を震わせながら着陸。SFへは特に親しんでこなかった自分として、特にSFだと意識すること…
年初の抱負を月次ふりかえる自分メモ。月の半ばに入った「長期的な仕事」に、始終アタマを持っていかれてしまい、それから何もできずに終わった月。ということを気づけた月。そんなときでもいろいろ続けられるような習慣化がのぞまれます。 2008まとめ/2009…
昨年6月末に、5年かけて1冊目を使い切ったPOCKETのRULED。2冊目は約1年で終了。わかりやすくてわるくないペース。 嶋浩一郎メソッドをゆるく適用しながら、「気になる広告のコピー」「小説や詩などの好きな部分」「トリビア系ネタ」「思いつき」などを、細か…