ナイト ミュージアム2

旧作レンタル。前作『ナイト ミュージアム』も観ているはずなのだが(うっすらおぼえてる)ブログに書き忘れている模様。
ハチャメチャな状況にあって常にわりと冷静、なんなら冷めてるように見えちゃう主人公って面白い。これは2だからネタとして成立可能とも言えるけれど。それもあってか、全体的に血も沸かないし肉も躍らない。観る前から超安心して観始められる類の映画というのは、新しい驚きなどが少ないという意味で退屈な部分もあるが、貴重っちゃ貴重である。子どもに見せやすく、ざっくりためになるような。
ただ、いかんせんアメリカの映画、アメリカの博物館の話であるから、他国民な私としてはいまいち馴染みが薄い人物も多い。ライト兄弟アインシュタインといった世界的な有名人は別としても、アメリア・イアハートとかカスターとか出てこられてもピンとこないし子どもから説明を求められても日本のお父さんはきっと困っちゃうだろう。知らんもんそんなローカル偉人。小樽市民だって広井勇ギリギリだっつうの。違いますか。
で、思うのは、せっかく使いまわしやすいフォーマットなんだから、色んな国で同じ体裁の映画を作っちゃえばいいんだ。奈良県立民俗博物館とか。
以下、魅力を感じた気づきメモ。

  • いちばん冷静なのが主人公。
  • 贅沢に時間を使ったナンセンスな会話。
  • みんな素直。
  • 考える人が好色なのはロダンっぽい。