紅の豚

高校時代以来の再鑑賞。ぜんぜん詳しくないながらもジブリの中では『紅の豚』がいちばん好きだと言い続けてきて、29歳で改めて観て、やっぱり俺は『紅の豚』がいちばん好きだけれど、本作がジブリの中ではほんと異色なのだなと思い知った。こんなに「オトコ」で、そのうえ「オトコとオンナ」な物語ってないんじゃない?バカばっかなオトコと、いつだってミステリアスなオンナ。
ポルコ・ロッソのちょい悪オヤジぶりが半端なくて笑った。数分に1回「くーっ」ってなる。ばばあにもモテてるところがすばらしい。けど、そりゃかっこいいのはわかるけど、豚なのにモテモテってのはロマンチシズムじゃないのかい。自分で自分の耳が痛む。