MONO『赤い薬』

3/28sun昼。札幌の楽日にして全国ツアー楽日。カーテンコールにて土田氏「北海道は10年ぶり」と。『錦鯉』は2000年。俺が「札幌えんかん」に入った最初の年、大学1年生のとき。そうか、あれから10年も経ってるんだ…。それにしては俳優陣の雰囲気があまり変わらない印象(笑)。
とはいえ変わった印象もあり、というのもMONOって主に「言葉のやりとり」で積み上がっていく面白み・おかしみが特徴と(勝手に?)思っていたのだけれど、今回ももちろんそれもあるのだけれど、それだけじゃなく一人ひとりの俳優の魅力がどばぁーっと場をかっさらっていく、そんな力が加わっているように思った。わかりやすく異常な感じのキャラも、そうでないキャラも。言葉はもちろん、そうでないところでも。観ながら、笑いながら、何度もツッコんでしまいたくなる衝動をがんばって抑えた。「顔!顔!」ってツッコミたかった。
それにしても客は入ってなかったなあ!どうにかしてチケット(前売3,800円)がもう少し安くならないものだろうか…。本来を言えば適切な価格帯だとは思うんだけど、今の札幌には即していない設定だと思う。学割とかさ。うーん。これで、次のMONOの北海道上陸が10年後だったら悲しすぎる。俺にできることは、まずは自分が劇場に足を運んで、周囲に吹聴するぐらいだけれど。MONOまた札幌に来てください!絶対行きます!
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