日本精工「マサツ」

今朝の日経15段。以前もあったシリーズの続編。きれぎれなようでつながっていて、乾いたようでいてそうでもない。「うんち」「おちんちん」のあたりはちとわざとらしく感じるが、「やがてひとりで大きくなったような顔して」がすごくよい。親の立場からの「あるある」を超えて、自分のことを射ぬかれているような。この赤ん坊と一体化させられてしまう。未来だった時制が一気に過去に飛ぶ。そこでぐっとくる。