クワイエットルームにようこそ/めがね

連休後半は新作ダブルで(すごい贅沢)。
クワイエットルームにようこそ」うまいよね。ああうまいよね。うまいよね。いやあ面白いね。松尾スズキが出なくても松尾スズキって成立するんだね。あと物語の構成要素がとってもミニマルな印象(と見せかけて本当はごちゃごちゃしてるのか?ん?どっちだこれ?)本作、松尾スズキの中では絵が先なのか小説が先なのかどっちなんだろうなあ。どっちが先かをおいといても、ひとまず小説も読んでから、その差についてじっくり考えてみたい(と思いとりあえず買ってきた古本だけど)。
「めがね」ただただ味わうためだけの映画。ところどころ説明臭い象徴が、美味しくも思えるし、なくても美味しいのになとも思えるし。只管打坐ムービーにもなり得るけれど、仕事場に延々たれ流ししたりしたら何かがはかどりそうだ(同時に逃げ出したくもなるか、も)。あと、劇中の加瀬亮のような服装ができるようになりたい。特にシャツ。