勤め人

ひとつの会社に一生勤めるということが当たり前ではなくなっている、らしい。働く人たちの意識がそう変化してきているのであれば、企業側の考え方も変化して然るべきである。
「責任もってウチが育てるから」というメッセージは、もうあんまり求職者には響かないんじゃないか。それは、楽ちんではあるかもしれないけれど、その楽ちんさは「自分で自分のこれからをあれこれ考えなくて済む」という楽ちんさである上、育てられた分は恩返ししなくてはならないという制約にも繋がるだろうから。
いまや企業は勤め人に対して永続的な奉仕を求めることができない。じゃあ何を期待すべきなのだろう。翻って、勤め人(である私)は、企業に対して何ができるだろう。何を残せるだろう。何をすれば、期待に応えることになるのだろうか?
売り上げ?後進の人材?商品?コンテンツ?ノウハウ?マインド?
有形無形さまざま考えられる中、自分が最大効果を上げることができるのはどれなのか。わからんけれど、意識しながら勤めようかな。今年は。