妻が実家に帰りました。

まあよくあることでして、私が飲み会のときなんぞは「じゃ、晩飯は実家で食ってくるわ。んで実家の猫ともじゃれてくるわ」ってんで車に乗ってばびゅんと30分程度の実家へ妻はお帰りあそばすのです。この習慣は私にとってたいへん有難く、というのも「待ってるからね」なんて恨み言ぶつぶつされながら飲むお酒よりは気兼ねなくのほほーんと飲むお酒のほうが美味しいに決まっているからで、二人暮し序盤から斯様な習慣が形成されつつあることに後ろ手でガッツポーズをかましている次第。
さて本日、私が飲み会とふんで実家に帰る算段をしていた我が妻でありますが、私、今夜、飲み会ナシ。妻、実家の母親に晩飯の用意をする旨伝え済み。これで帰らんとなると母なみだ。猫もなみだ。ってんでお帰りあそばしました。部屋にひとり私。ついこの前までこの部屋に独り暮らしだったわけで何が変わったってもんでもないのだけれど、なんか妙に浮つく心。実家に暮らしていたとき、ごく稀に家にひとりでいる機会があって、それが夜だったりした日にゃあもう、おだっちゃっておだっちゃって頑張って夜更かししてトゥナイト2とか見てでもそういう日に限ってお色気少なめでがっかりしたりして。
で、今夜。おだつ私。やりたいことたくさん。あれもしたいこれもしたい。そういや部屋の掃除もしたいし風呂掃除もしたいしパソコンのデータ色々整理したいし友人から買ったMacをいじり始めたいし、その前に部屋を片付けて、とその前にまずはモノを整理して、ああ読みたい本も山ほどあるし観たい映画もたくさんあるし、コピーの勉強もしたいしそうじゃないものもしたいし、なんかもうわやになっちゃって。んで何もやらないで終わっちゃうのがいつものパターン。
しかし今日という今日は私はやる。やってみせる。小さいことからコツコツとやるのである。よし。なにからやろう。え、もうすぐ21時?あれ、これをやってもあれをやっても中途半端に終わりそうな、うわ、どうしよう、うーん。