松尾スズキ『クワイエットルームにようこそ』
映画観てから。まずこの本の薄さに驚愕。そして、映画がなんら端折られてもいなければ膨らまされてもいない、なんなんだこれは。このサラリと書かれた小説は。what to sayが大切なことは言わずもがな、さらりとカンタンなように色んな(必要充分な)情報をするっと詰め込んでいるのがすげえ。枡野浩一の解説がなるほどななるほどなって感じ。うっかり参考になりそうで、安易にお手本にすると失敗しそうだこの文章。
- 作者: 松尾スズキ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 文庫
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