空耳じゃなかった

昨夜だったか明け方だったか床に就き部屋を消灯した後、遠くできぃーずしゃぁーがしゃーん、って聞こえた気がしてなんだろうなにかあったんだろうかと胸騒ぎがしたのだが、まあ空耳かもしれんしどうせ俺の部屋の窓を開けても隣のアパートしか見えないし眠いし、聞かなかったことにして眠った。
今朝むくむ顔面と唾液腺そばの口内炎に苛立ちながらアパートを出たら、すぐ近くの歩道にフロントぐしゃーライトばりータイヤぐにゃー、って車が斜めに停まっていた。人は乗っておらず、窓ガラスに管轄警察署の電話番号が書かれた貼り紙がしてあり、恐らくライトのガラス破片だろうアスファルトがキラキラキラキラ光っていた。
うっわこれ夜中のあの音だ、そう思うと同時に、昨日観た『トゥモロー・ワールド』のシーンがぶわわわと思い起こされ、よりによって今朝の札幌は陰鬱なグレーの空で、なんだもーこんな週の始まりってどーよって気分になった。
なんだかんだで今日もまあまあ良い一日でした。