地下鉄東西線と赤木

ここ三週間ほど、通勤路の地下鉄でノートを広げぐりぐりとあれこれと物書きをする習慣が続いている。これがなかなか捗りまして、ヘッドフォンをせず音楽聴かずに雑音に身を任せるままにした方がこれが更に捗るのでこりゃあいい、と。ノートはRollbahnのA5の縦が少し短いようなサイズ、ペンはHI-TEC-C coletoの2色、0.4mm黒と茶。暫く病みつきになりそうな雰囲気。
似たような状況としてミスドとかモスとかというのもあるのだけれどどうしても飲食物がきれてしまうと居てもたってもいられなくなり座席を占領していることに申し訳ない気持ちになり落ち着かないことこの上ないのでやはり地下鉄はいい。JRも悪くないけど函館本線は微妙だった。やはり地下鉄東西線だ。何往復でもしてやりたい。やらないけど。
今日の帰途、向かいに座っていた坊主頭の男子高校生が大学ノートを広げ猫背になって熱心に鉛筆でぐりぐりと書き込んでいたのでおや同士かい君は何かい勉学に励んでいるのかいと思ってちらちらと見ていたのだけれど、降車駅が一緒だったのでそのタイミングで中を覗き込んだら細かくは見えなかったがB5ノートの半分を占める大きな大きな文字で
「全国制覇」
って書いてた。左ページにも右ページにも書いてた。なんかすっごい勇気でた。
でもそれだったらケツ上げ1センチやらねばダメだぜ少年よ。