コンカリーニョプロデュース公演『消エユキ。』

3/10sun14:00-@コンカリーニョ。千秋楽。
2010年『歯並びのきれいな女の子』以来のコンカリーニョプロデュース公演。たまたま直前にTwitterで知り、あわててチケットWeb予約。前売価格で2,500円。
小説に小説家が出てくるように、マンガに漫画家が出てくるように、映画に映画監督あるいは俳優が出てくるように、テレビCMにプレゼンシーンが出てくるように、演劇に劇団(員)が出てくることは、まあ、ある意味不可避ともいえる。作り手にとってなじみある世界なんだから、描きやすい・描きたくなるのは、しょうがない。正直「もういいよ」とは思うけど、まあ私は自分がちょっぴり経験者というのもあって(札幌の小劇場の観客席にはそんな人たちが少なくないと思うけど)、少しこじれてしまってるんだろう。たぶん。
トーリー、演技、演出、総じて苦めの薄味。よくある行き違いの提示だが、リアリティあるキャラクターのバラツキは丁寧な仕事のなせるわざか。特におとなしい女の子。
後からじわじわ来るのかどうか、現時点ではわからない。
RGではないのであるあるは歌わない。