伊集院光『のはなし』

敬愛するブログ「空中キャンプ」にて紹介されていたのが一年前。それ以来気にはなっていたが探して買うほどでもなかった本にブックワンにて半額の出会い。購入。
750本書いた中から80本。とにかくすごい量である。量が質を生むのである。それが改めてわかっただけでも本書を読んでよかったと思う。お題を投げかけてもらい、ひたすら打ち返す。決していちいちホームラン級の笑いではないが、平均して安打〜二塁打は打っている。シュアなライティング。それも、教科書どおりのセンター返しもあれば、力ずくで内野の頭を越しましたけどヒットはヒット、てなものも。勉強になります。いちばん笑ったのは無理矢理にもほどがあるヒット。

 あまりにしんみりした話なのでこれで終わってしまうのも気が引けるから、僕が考えたオナラブーブー音頭の歌詞を書いておくので皆さんオリジナルの節で口ずさんで下さい。
 ♪プップップーのブブブブブー、陽気にオナラをこきながら宇宙の果てまで飛びたいな、衛星軌道に身を任せ地球を見ながらププッピドゥー、けれどお芋を忘れるな帰りにパクパクブブブのブー♪

書くか書かないかだけで、人間、書けるのである。勉強になります。

のはなし

のはなし