岩瀬大輔『生命保険のカラクリ』

文春新書723。PDFフリーダウンロードしていた本書、プリントアウトして放置していたのを一気読み。
保険素人としては目から鱗がたくさん落ちる本。専門知識に疎くても、理屈が追えればしっかり理解できる本だと思う。とはいえ、素人としてはいきなりこれを鵜呑みにしてしまうのも危険な気がするので、いろんな人の意見を聞いてみるようにしようと思う。
それにしても、如何に自分が金に無頓着だったかがよくわかる。めくらめっぽうに節約しても不幸せになるだけだし、専門知識の有無は言い訳にならない。生きていく上で、ほぼ絶対に逃れられない金のことについて、とくに自分の生活(一生)にかかわる金のことについて、そろそろ具体的に考えをかためてゆく時期にきているなあ。
何に備えるのか。死後か、疾病か。疾病はどんな疾病か。どれだけ備えるのか。公的な保険はどれだけあるのか。それを補うかたちでの民間保険はどれだけ必要か。
つぶれない、または支払い能力が十分にある生命保険会社はどこか。手数料がたくさんかかってそうな生命保険会社はどこか。
さー、稼ぐよ稼ぐよ、味噌醤油代稼ぐよ父ちゃん。

生命保険のカラクリ (文春新書)

生命保険のカラクリ (文春新書)