ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー/マリオン・キュステンマッハー『世界で一番シンプルな時間術』

一週一冊ペースをリカバリーするべく、薄っぺらな一冊をチョイス。ブコフで250円購入。それにしても著者名長すぎる上に共著て。
具体的な例を挙げていると見せかけて非常によくあるそして概念的な部分ばかりで、読んだことで人生は変わらんね、こりゃ、てな一冊。速読とまではいかないけれど時間をかけずによかった。そんな中でも収穫ポイントは「自分が一点集中タイプか同時進行タイプかを知る」「時間の節約をやめる」「完璧主義を捨てる」「3分ルールでToDoリストを短くする」「手帳の空白は、予定がないのとイコールではない(生産的な仕事は実際そこで行なわれる)」「山のような仕事があるとき、プレッシャーがかかってるときこそ思い切って掃除をする」「私の時間は私のもの」「私と健康が最優先事項」といったところか。あ、けっこうあったな。よかった。
特に「一点集中タイプか同時進行タイプか」は自分を省みる必要と価値がありそうだ。現状、曖昧なまま、中途半端に両方を追おうとしてしまってるっぽいので(マルチタスクに憧れつつ「集中する時間がない!」とぼやいてみたりだとか)。あと、掃除。カシワ本のことも思い出しつつ、「それが自分の仕事のためなのだ」という決意を新たにす。

世界で一番シンプルな時間術

世界で一番シンプルな時間術