あいまをぬって

毎日ずいぶん眠かった週の、週末にかけての日記。
金曜日。夜、各所に土日の確認。いくつかの書類をまとめて、ふだんは会社に置いている仕事用ノートといっしょに持ち帰る。終電より少し前、給料日の金曜日の地下鉄は意外と空いていて、わりとすぐに座れて、ああ、そうなんだと思う。

土曜日。しぜんと起きた朝、携帯電話に職場の先輩から届いたメールを読んで、前夜あらたに仕事が入ったことを知る。返信。台北土産の袋麺を食べる。台北の香りがする。漢方的なやつ。雷が鳴ったと思ったらすぐに大粒の雨、からの土砂降り。窓を閉める。出かけてもろもろ用事を足す。買い物をして、帰省して、親孝行からの親孝行。珍しくサプライズが功を奏して満足。よかったよかった。わりと飲まされて帰宅。

日曜日。しぜんと起きた朝、まずは仕事的なToDoを洗い出し、サスペンデッドな心持ちに気持ちが悪くなり会社へ。会社でしかできない仕事をやって電光石火で帰宅。自宅仕事。散髪に出かけて、久しぶりの美容室で「誰?」といわれる。帰ってきて、晩酌。録画見て、晩酌。水曜どうでしょうクラシックがまた頭に戻った。サイコロ1で行った大分の臼杵は、別府勇午の故郷ですね。石仏が有名のようで。
その間、ときに意識の前面で、ときに意識の後方で、自分の人生と時間との関係について考えている。自分が、どのように時間を過ごしていきたいか、たとえば同じ平日の120時間であっても、同じ土日の48時間であっても、はて、私は誰と、あるいはひとりで、どのように時間を使っていきたいのか、ということを考えている。わかっているのは俺は、とりあえず長生きはしたいということ。もっといえば、面子やいっときの恥のために、早死にしたくはないということ。生物としても、人間としても。その時間の持ち主は誰なのか。時間の持ち主は誰なのかということ。
きょうはこのあと、すこしだけ自分の文章をローカルに書き留めて眠る。明日はいつもよりちょっとだけ早起き。でもストレッチはしたい。明日について既にわかっているのは、朝食がカレーライスであること。実家からもらいまくったトマトをぶち込んで、水を入れていないカレー。
とりとめもない文章を書き出して、それなりに字数がかかってしまうというのは、まあ多少酔っ払っている証拠であるが、酔っ払っていても、ミスタイピングは意外と少ないものであるなあと思った。蒸し暑い。窓を開けたいが雨が。