春を踏みつける

4月に変わった途端に春靴だの春服だのを頻繁に見かけるようになって、たしかに月曜かつ新年度でキリもよかったし、ここ最近は天気も悪くなくて車道だけでなく歩道の厚い雪というか氷も融けはじめてアスファルトが乾いているところすらあるほどだから、わからないではないけれど、とはいえ気温は夜には氷点下かそれ近くなるわけだから時期尚早じゃないの?みんな冷静になろうここは北海道だよ?と悩みつつも、その気持ちはよくわかる。そして私も上着を冬物から変えた。
冬に履かなかったブーツを久し振りに履いてみたらソールの爪先近くがちょい剥がれ気味だったのに出先で気づき、慎重に帰宅した。乾いたら砂利を払って、接着しなければなるまい。きょう「パンプスを履きたい」という冗談を言ったのだけれど、パンプスって元々は紳士靴だったんじゃなかったでしたっけ?もしくは性差のない。調べないけど。
大きくない道路は相変わらず厚い雪というか氷に覆われており、巨大な水たまりができていたりとまことにお足下のお悪い中状態であるわけで、春になるという高揚感でなんとかプラマイゼロになってるから気づかれにくいだけの非常に憂鬱な季節の変わり目なのだけれど、この時期は大好物のコレがあるので、それだけは楽しい。ばこっ。