007 スカイフォール

劇場にてIMAX2D鑑賞。
次代と原点の往復。生地に練り込まれたテーマの、わかりやすさと振り幅の大きさ。焼きたてのふんわりと漂う、ただただほれぼれするような豊かな香り。IMAXMI4ぶり2度目の体験だったが、どのへんがIMAXなのかをまったく意識することなく、ただただ没入、緊迫しっぱなしというわけでもなく、捨てシーン・捨てカット一切なし、ポップコーンを自動的に食べる手が止まらず不意にハッとしてしまう、そんな時間。
ダニエル・クレイグのいい男ぶりが、ジェイソン・ステイサムを本物にした感じだと思った。あと、ハビエル・バルデムがすげえ、けど、生瀬勝久みたいってずっと思いながら見てた。
しぶいところ、しょうもないところ、よしあしひっくるめて、007は「男」の物語なんだねえ、と、鑑賞後に思う。