どんど焼き

数日前。北海道神宮の前に車が混んでいるのを見て、初詣には遅いしと思っていたら、やはりどんど焼きだったようで、そういえば紙袋などを持って歩いている人がちらほら見受けられたことを思い出した。あの袋のなかには、いろいろと入っていたのだな。燃やすのだな。もう何年もどんど焼きに行っていないのは、燃やすべきものを買ってないからで、ほんとうはお守りなどはあるのだけれど、ぜんぶとってある状態だ。
しめ飾りをとんと見なくなった。年末年始は帰省するから、自分のアパートにしめ飾りは買わない。今年は実家の玄関にも飾られていなかったような気がする。あと、さいきん車のしめ飾り見ませんね。タクシーなんかは必ずつけてたように思うんですがねえ。
ムダといっては語弊があるけれど、そういったお約束ごとを「はいはい」っていいながらめんどくさがりながら、それでもきちんとこなすような、そんなのも悪くないのかなーとは最近ちょっと思っている。まあ、伝統だなんだいいながらただ盲目的にあるのもどうかとは思うけど。歴史は学んでおくものですね。
幼い頃は小樽の住吉神社のそばに住んでいたので、どんど焼きの日には黒い灰が白い雪の上に舞っていたのをおぼえている。ダイオキシンだなんだ言われていた頃があって、今はそうもいかないのだろうけど。
どんど焼きって何日が普通なんだろう。小樽のどんど焼きの日は誕生日でもあった。誕生日に黒い灰。