湯が冷める/着る毛布

冬だから寒いのはわかるし、冬だから雪が降るのはわかる。しかしながら両方いっきに12月のうちに、というのはなかなかこたえる。ここ数日の札幌は寒い。朝、ストーブのタイマー点火を10分早めた。昨晩は湯船に湯を張ってからいつものようにゆっくりと準備してから入浴しようとしたら既に湯がぬるくなっていて、追い焚きはできないからあわてて熱い湯を足したんだけど、つかって本を読みながらすこし長湯をしていたらみるみる湯がぬるくなっていくのをリアルタイムで感じた。「スローカーブを、もう一球」を読んでいた。
それで昨夜はいつもより2時間ほど早く帰宅できたので2時間ほど早く就寝したら4時間ほど早く目が覚めてしまった。あきらめて床を這い出て、ストーブのタイマーを解除して即点火、パジャマの上からジャージを着込み、着る毛布(手が出せるやつ)を着てストーブの前に座り込み、残りわずかとなっていた保坂和志をだいじに読み終えた。よかった。起床時間まではまだ時間があったので、もういちどストーブのタイマーをセットして床へ戻った。
いま、ほのかに眠く、やっぱり寒い。