つぐむつむぐ

何度も自戒するということは、どうにも実践できていないということなのだけれど、総合的に考えて、やはり私は喋りすぎている。
喋るときにはいくつかって、必ずしも「自分の考えを相手に伝えたい」という明確な意図があるわけではない。「ひとりごとのふりをして聞いてほしい」もあるし「ほんとうにひとりごと」のときもあるし、あけすけに「はい注目!おれみて!おれのほうみて!」というだけのこともある。
「存在を主張しようとするのでなく、不在を感じさせるようにしろ」という昨年出会った言葉が俺は好きで、そうありたいと願いながら遠い。
かといって考えすぎるばかりでは停滞なのであって、とすれば、やはり黙って行動せよと。手を動かせと。かかとを浮かせと。そういうことなんだなと思う。
読んだり書いたり。しばらくはそうしていようと思う。