「島津」は戦国無双のイメージで固定しています

島津製作所が具体的にどんなことをやっている会社なのか、その事業の詳細をいまだにきちんとわかっていない。けど、ノーベル賞受賞者を民間から輩出しちゃってるような会社だし、きっと科学で世界に貢献している会社なんだろうと思っているし、たぶんそれが間違ってないんだろうなということがわかったこの広告は、企業の「歴史」と「夢」が超わかりやすく超ぴったりと表現されていて、とても素敵だ。写経しておこう。

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江戸時代から
科学の子ども。


その少年は幼い頃、外国の物理学者が書いた理化学機器の原理の本を父から与えられた。外国語にもかかわらず、想像力を働かせ、仕組みを理解し、図の通りに実物を作り動かした。父の名は、当時科学立国を目指す日本において、教育用の理化学機器の開発で島津製作所を創業した、初代島津源蔵。少年は、後に島津製作所と父の名前を受け継ぎ、日本の十大発明家のひとりにも選ばれた二代目島津源蔵。親子ともども科学の子どもであった。
さて、私たち人類はこれまで、知恵の限りを尽くし様々な課題を解決してきましたが、今ほど科学の真のチカラが問われている時はないかもしれません。振り返れば、島津製作所は創業以来137年間、この国の科学とともに歩んできました。「科学技術で社会に貢献する」という社是を心に刻み、挑戦を続けてきました。人と地球に関する未知の領域を解き明かすために、世界中の科学者と研究を共にしてきました。そこにはいつも強い使命感がありました。それは人類がいつも安心して暮らせる確かな未来を創るということでした。そのためには、現状の科学に満足してはいけない、常に進化した新しい科学が必要だと考えてきました。島津製作所はこれからも、未来を見すえながら信念を貫き、独自の視点で研究し、知識を集積し、技術を磨こうと思います。現在の科学をはるかに超える科学、社会の役に立ち、人に幸せをもたらす「卓越した科学」を目差しつづけます。創業者のDNAを受け継いだ科学の子どもとして。


Excellence in Science

語りたいことはくどいぐらいに語りまくってるのに、ワクワク読めちゃうのは内容はもちろん流れの妙か。細かいところのリズムや韻の踏み方なんて、細かいなー。いやーいいボディコピー。