残暑ブランニューストーブ

かれこれ3年半ほど賃借しているアパートの大家さんは元気なおじいちゃんで、自分の持ち物であるアパートのことをとてもとっても愛していらっしゃる。近所に住んでいるわけではないのだが、けっこう頻繁にアパートを見に来ている(ベンツに乗って)。われわれ借り主にはとても物腰やわらかで特にうるさく何を言われるわけでもないのだが、業者に対しての当たりが厳しくて、その場に居合わせるときは居たたまれなくなる。とても満足しているが、退去のときに何を言われるかそれだけが怖い。
彼はそして、部屋の設備をものすごく頻繁に更新してくれる。築十数年ということもあり、決して新しい物件や設備ではないのだが、壊れた設備を迅速に新品へと交換してくれるだけでなく、まだまだキレイだし壊れてすらいない設備のあれこれまでも。入居してから既に

  • 台所の蛇口(水漏れ)
  • ウォシュレット(水漏れ)
  • 灯油ボイラー(調子悪かった)
  • ガスレンジ(まだぜんぜん使えた)
  • トイレ・風呂・洗面所の換気扇(まだぜんぜん使えた)

を新品交換。もう趣味というか、生きがいなんだろうなと思われる。基本ありがたい。なかなか設備を変えてくれなかったり、変えるけど借り主に負担させるといった友人の大家の話を聞くたびに非常にありがたい。年に数回、工事のために休日が半日ほどつぶれるだけである。


で、今回はストーブ(まだ使えた)。


これが

こうなった

これだけ薄くなった。

省スペースはうれしい。性能は上がったのだろう。前のストーブは上面に鍋が置けて(煮込めて)助かっていたのだが、などとは、満面笑顔の大家さんには口が裂けても言えなかった。残暑に試運転の熱気がしみた。
来年は照明がLEDになるらしい。いやはや。どうか末永くお元気で。