東京アンダーコンストラクション


東京駅ラスト。そういやいつだかテレビでちらっと聞いたかもその話題、ぐらいだった、東京駅の工事。なんかもう、ちょっと見えちゃってて、迫力。
東京でどれほど話題になっているのか知らないけれど、なんで工事してるんだっけ?という意味合いをしっかり説明してくれていたポスターがあった。

Over The Century


東京の玄関として歴史を歩んできました。
東京の中心でたくさんの出会いと数えきれない思い出を見つめてきました。
戦災で形を変えていた東京丸の内駅舎は
1914年の誕生からまもなく100年。
世紀を越え、この秋ついに創建時の姿によみがえります。
それは、形が無くなったものを一から作り直す「復元」ではなく、
残っている部分を活かしながら原形に戻す「復原」。
これまでの100年に積み重ねた歴史と文化を
これからの100年へ引き継いでいきます。
いつまでも愛され、東京の顔であり続けるために。


東京丸の内駅舎保存復原
2012年10月完成

駅というもの、東京というものが湛えてきたロマンを豊かにふくませながら、説明すべき内容をしっかり無理なく伝えていただけて、旅行者にとってはたいへんありがたいポスター。歴史の重みを、重苦しくなくそっと手渡してくれるというか。「戦災で」。そうだったのか。戦争を知らない子供たちの子供としては、突然いわれるとキュッと身が引き締まる思い。
http://www.jreast.co.jp/tokyostation/