HAKOMART

9/2sun@Plantation(菊水)。友人からご案内いただいた

ハコ好きクリエイターたちが“ほしいハコ”をデザイン。
オリジナル紙箱の展示即売会を開催します。

なイベント、ハコマートに行って参りました。



炎天下、閑静なエリアに佇むシャレオツなカフェー。ずかずかと会場の3Fへ。こういう場所になんとか気圧されないぐらいのふてぶてしさをようやく手に入れつつある30歳。
芳名帳の最新ページに知ってる名前が2つもあって、あーニアミスしちゃったーって思いながら自分の名前を書き忘れ。しくった。


「ハコのデザイン」と聞いて当初かってに私が想像していたのは「箱の仕様も含めて、さぞや自由な感じの(ひょっとすると実用性度外視の)アヴァンギャルドな箱たちが並んでいるのでは」といった光景。ところが箱は定型で、実用的な大中小の3種類。「ハコに施したグラフィックデザイン」展ってことと納得。かといってそれらは、ただ単に紙箱の面をキャンバスとしたというだけにはとどまらず、箱の機能や使われ方、やや大仰にいえば、箱を取り巻く物語を、引きだそうとしていたり、寄り添おうとしていたり、しているような印象。
それはそれとして定型の箱が並ぶ様(作家によってチョイスするサイズは異なるけれど)は、整然としていて比較がしやすくて、その有様が「箱っぽ」くて好感。暮らしを構成するモジュールとしてのハコ。さらに、価格も作家にかかわらず大中小それぞれ定額。好感。


我が家に連れ帰ったのは、ロケットデザインきくちさん作の小さな箱。1,200円。


ハコ。ハコねぇ。ハコ好きクリエイターたちが語り合いたくなるというその気持ちは、なんだかわからなくもない。きっと私の理解を超える技術的な部分も含めて、さぞかしそれは楽しかろう。その端っこを味わわせてもらえた、楽しい展示と感じました。


9/9まで。概要はコチラ(小島歌織ブログより)。
http://kojiko-rice.blogspot.jp/2012/08/hakomart.html