96時間
旧作レンタル。「パリより愛をこめて」観た後にレビュー記事など漁っていたら「96時間のほうがおもろい」的なコメントを散見したので。おもしろかった。
悲哀と爽快、渋みと派手、浅さ深さのバランスがいい良作。考えすぎずに観られて、なおかつ「アホ映画を観ただけのスッキリ感」以上の達成感が残る。
なんせ父ちゃんかっこいい。この「昔とったキネヅカ・フルスロットル」な感じは、おっさんの夢なのかねえ。リーアム・ニーソンのやさしさがしみる。
原題は「TAKEN」らしい。どうりで話の途中から「96時間」が置き去りにされてると思った。
以下、魅力を感じた気づきメモ。
- 導入部の必要充分な長さ
- 過去をもった主人公に関する情報開示の手順と分量
- かっこいいところは、かっこいいだけでいいのだ。