ジャパンが負うもの

地下鉄駅のポスター。

日本製とは、何か。

デサント「One Thing by Munsingwear」の広告。縫製工場のビジュアル。
従来からあった「にっぽんのものづくり」的な文脈はノスタルジーと不可分だったけれど、いま、このタイミングで投げかけられるこの問いは、いままでにない(あったが意識されてこなかった)新たな文脈を浮き上がらせていると感じた。世界の中の日本ということ、そんな日本でつくるということ。商品のクオリティだけじゃないメッセージ。文脈が複雑で豊かな広がりをもっているからこそ、シンプルな問いかけが機能する。文脈の発見。
ポロシャツ実物を掲出というケースもあったらしい。記事はこちら。ただ「おもしーね」ってだけじゃない、「もの」への回帰を感じる。あたりまえにあふれていた「もの」が、切実にないという状況がある、いま現在における。
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