From Paris with Love

パリより愛をこめて」なんて、パリで愛だなんてまんますぎるじゃないかロシアだったからこそ成立したわけでベタを通り越して脂っこいわ、と、そのタイトルのダサさとなおかつ裏腹すぎるジョン・トラボルタのルックスにモヤモヤしながらレンタル。結果的には、そのタイトルのあんばいにも納得のゆくシナリオ。とても面白かった!
いわゆるバディムービーということになるのだろうけど、そこに「信頼のようなもの」が生まれてゆく過程がとても痛快、かつ自然。「破天荒(ベテラン)」と「優等生(ペーペー)」のセットというのはわりと典型的だと思うけれど、お互いの秀でている部分がきちんとプレゼンされていて、その部分では卑屈にならずにお互いにきちんと委ねている感じがいい。特に「優等生」側がいやらしすぎないところに好感を抱いた。二人が最初に出会うシーン(空港)の優等生がかっこいい。破天荒トラボルタ楽しそうー。
カーチェイスが非常にお洒落と思ったら、担当者がトランスポーターの人らしい。