62nd Sapporo Snow Festival

今日の札幌は暖かい。昼間はコートの前を開けてても平気なくらい。このまま春になっちゃえよって思ったけれど、よく考えたら雪まつりがこれからだ!だめじゃん!雪まつりはしっかり寒くなければならない。美しい雪像たちはもちろん、道外からのご来場者に北海道の冬を肌で感じていただかなければ。それでこその甘酒であり、豚汁である。そんな第62回さっぽろ雪まつりポスター、の、左肩に小さく小さく。

純白の夢よぶ世界のひろば

論理的に何かを伝えているわけでは全くない。極論すれば「何も言っていない」コピー。でも、入れたい要素(「国際的」ニュアンスとか)がしっかり入りつつ、読み手がふわっと「いい感じ」になり、そして邪魔にならない控えめさ。「。」で終わらないのもいいし、七・七のリズム(四・三・四・三)になっているのも、オールターゲットを意識している感じでいい。ロジカルではないが、きちんと考えられていると思う。
まあ、たしかに今さら雪まつりの新たな魅力を「納得」させる必要ってないのかもしれないなあ、と考えさせられた。納得、ではなく、感触を与えるコピー。うう、つくるの苦手だー。
http://www.snowfes.com/