『イラストレーションキャラクターのつくり方』

同僚レンタル。キャラクタービジネスの一線で活躍する作家たちのお仕事紹介本。私は作家でもないしイラスト志向もスキルもないので「自分のために」というよりも「広告制作チームの一員として」という立場から、作家目線のいろいろを(さらりと)知ることができたのは収穫だった。
「依頼ありきのキャラクター」と「自分発のキャラクター」、そのバランスって一筋縄ではゆかないような気がしているのだけれど、そこのところをみなさんうまくバランスとっていらっしゃる印象。きっと見えない(見せない)葛藤や努力があるのだろうけれど、「自分が歩みたいビジネスのイメージ」さえある程度クリアになっていれば、融通無碍に頑張れるのかもしれないなー、と想像。このへんはキャラ作家というだけでなく「作品と呼ばれがちな仕事」をする人や「フリーランスで働く」人にも共通することだろうねえ。

一箇所引用。サノケン曰く

提案する時もキャラクターの数より、展開例をたくさん見せた方がいいと思っています。
(P36)

イラストレーションキャラクターのつくり方

イラストレーションキャラクターのつくり方