アフタースクール

旧作レンタル。ずーっと貸し出し中、やっと借りられた…。
いわゆるシャマラン的な、観ていない人のために筋について語るのは厳禁、といった趣。そういったトリックの部分に目が行きがちだし、そこんところが本作の大きな魅力でも他邦画作品との差別化ポイントでもあるし、大いに面白いところだとも思うのだけれど、でも、私は普通にこの物語が好きだ。
佐々木蔵之介はかっこいい。文句なしにかっこいい。けれどやっぱり、大泉洋がかっこいい。のんべんだらりと学生生活を終え、社会人として楽観的に暮らし、でもときどき「俺の人生はこれでいいのだろうか」と不安になる私のような人間にとって、この映画の大泉洋はヒーローだ。喝采。
本編を観終わった直後、コメンタリー（内田けんじ監督＆大泉洋）つき観始めたら止まんなくて、そのまま最後まで。うるさすぎて笑ったが、内田監督の「セットを組んでもらったのが初めてで感動した」というコメントにはぐっときた。