己の浅さに向き合う

iPodを家に忘れた日の帰り道、無音の夜中に考えた。
私の言葉は浅い。私の考えは浅い。私は浅い。今まで私の言葉が誰かに深く深く届いたことなど(ほぼ)ないということを、まずは冷静にうけいれよう。
このどうしようもない浅さを、小器用にやり過ごすのでなく、しつこく向き合い、正面から対峙し続けて、ねばっこく問い続けよう。
終わりはない。「これでよし」と結論する前に、しつこく何度も角度を変えて問おう。事情がそれを許さないときでも、せめて一度だけでも問おう。
その継続こそが、のみが、わずかずつでも私の言葉に、考えに、私自身に深みを与えるのではないか。駄作でもしつこくたくさん書き続け、アウトプットをし続けよう。そして考えよう。
私は浅い。ただ齢を重ねるのではなく、経験を豊かに重ねていこう。
と決意した。