水野敬也『夢をかなえるゾウ』

ブックオフでもなかなか値崩れしないなーと歯がゆい思いをしていたら、ある日開催されていた単行本オール500円均一フェアで購入することができた。
いろんな成功本、自己啓発本に書かれてきたようなことを、友達の兄ちゃんがわかりやすくまとめて語ってくれて「おおなるほど!」と思えてしまう、そんな本。すごくよくできてる。これって『ソフィーの世界』的な?いや、ソフィーの世界は未読なのだけれども。
展開もうまい。対話形式で、主人公Aと教えてくれる人B(ガネーシャ)がいる。で、Bが教えてくれる「大きい話」を、Aが「小さく」実行。それをBが「うん、そういうことだよ」と肯定。これにより、本の中でも繰り返される「行動しなきゃ意味ないよ!」って部分が補強されているような気がする。
読みながら「読了後、ガネーシャの課題をリスト化しようかなあ」と思っていたら、巻末にしっかり「ガネーシャ名言集」としてまとめられていた。つくづくよくできている。あと、書かれているいくつかのことは既に実行できてた。幸せなことである。

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ