普遍的同時代性

ラミーのウェブサイト(日本版)に掲載されていた、LAMY2000のコピー。

誕生以来、ずっとモダン

本来、ある特定の時間を切り取り規定する言葉であるはずの「モダン」を、「ずっと」つまり永続性と結びつけてしまった。永続性はある時間の連続ではなく、時間の超越なのだとすれば、「ずっと」と「モダン」の組み合わせはレイヤーの異なるねじれの位置にある。ここにコピーとしてのフックが生まれ、なおかつ LAMY 2000の普遍的価値、現在性が際立って伝わってくる。
しかしまあ、なんせ商品力が素晴らしい。実際まったく古びていないし、名前もいい。商品の声に耳を傾けたらこんなコピーがするっと出てくるものだろうか。そればっかりじゃないよねー。

http://www.lamy.jp/products/index.html