高城剛『サバイバル時代の海外旅行術』

光文社新書419。買って数ヶ月ねかせておいたものを就寝前にざっと読み×2日。高城剛の本は簡単にざーっと読めてためになる豆知識があって「よっしゃーおれもやるどー」って気分になれるので好き。
著者のいつもの主張「もっともっと旅すれ!」についてはいまいちまだ我が事として必要性を感じないのだけれど、一昨年はじめて海外旅行してみて得られたものはたしかに多かったと思う。ので、海外旅行することへの自分自身の心理的ハードルを下げよう。もっとフットワーク軽くいきたいものだ。休みをとれるとれないだとか、金の問題だとかは別として(その気になればクリアするように行動するだろう)。やっぱ英語は必要だな。
ほか、今回気になったのは旅の荷物やらパッキングやら(karrimor airport pro 90に物欲が…)ポケットの中の持ち物やらの実用的な部分。できるだけ身軽でいることを心がけつつ、バックアップの準備を大切に。自分の普段の手荷物をもう一度見直してみよう。現時点で旅の予定があるわけじゃないけれど、いざというときすぐに動けるような準備(出張グッズをコンパクトにまとめてしまっておくとか)は今からでもできる!
あと、ここがよかった。

何が起こるか分からない不確実なこの時代に、最後に必要となるものは、どこでも仕事してやる!という根性だと思います。
(P168-169)

本当の「身軽」って単に「荷物が少ない」じゃなく「どこでもいいよ」なんだろうなあ。まず先に「どこでもいいよ」があって、その後に「だったらどっかいこうぜ」があるのかも。少なくとも俺の場合。場所が不問なわけはないが、場所を問わない根性で。

サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)

サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)