Numberのノート特集


ただの文房具好きとして、滅多に買わないNumberをコンビニ衝動買い。「あの人のノートが見たい。」と銘打った特集には、中村俊輔野村克也をはじめとする、ノートをつけてるアスリート達がずらり。中村?と思ったけれど、本になったんですね。それでなんですね。
さて、中身は大変面白く。まあ、そんなに読みごたえのある質・量の記事ではないのだけれど、とにかくノートの写真というだけで、ただそれだけで面白いのである。ほえー、と見入ってしまう。使い込まれた道具は美しい。中身の内容を別にしても、なんならその外側だけでも、その使い込まれぶりに嘆息してしまうのである。そして我がノートをじっと見つめ「よっしゃよっしゃ、お前も使い込んだったるからな!覚悟しいや!」と決意を新たにする。

「別にしても」といいながら、もちろん内容は大切だ。内容、というよりはそのカテゴリーや使い方、「何を書くか」には興味がある。なぜなら私のようなノート好きの人種は、ノートそのものに(意匠やサイズ感、紙質、そしてそのコンセプトに)ついぐっときて購入するのであるが、「何を書くか」に関しては決まっていない場合が多いからだ。そして結局、手をつけずに終わるノートのなんと多いことか。ああもったいない。mottainai.
しかしながら、サラのノート、それもぐっときて買ったノートの用途が決まっていなく、「さあ、何を書いたろうかなー」と妄想する時間のなんと楽しく幸福なことか!mottainakunai!これでいいんだよ!他の趣味に比べればなんぼましか!
ということを書こうとして、1ヶ月ほど経ってしまった。もうコンビニでは買えません。ああ、機の大切さよ。