山崎

就職するとき「何か特別なときに開けろ」と父に持たされた山崎12年。開ける機会を見つけられずに5年弱、17年になってしまった(ならない)。
特別なことはなんにもない年の暮れに、静かに衝動的に封を切る。ストレートきつし。うまし。贅沢な夜。淡々と覚悟する。