生活のリスクヘッジ

転職を真剣に考えようと思っている。と言っても今の勤め先をすぐに辞めるとかそういうことでなくて、どの会社にいようと札幌で今後も働き暮らしていくだろう自分にとって、どんな仕事がありうるのか、どれくらいの収入が得られるのか、条件は、生活は、その先は、など、今までのようにぼんやりではなく真剣に取材・調査し始めようと思っている。なんせこのご時世だし、いつどこで何がどうやってどうなるかなんてわからない。まあ、だからあんまり先のこと先のこと言ってたってどうにもならんし、なるようになるべと楽観的に思ってはいる。いるのだけれど、明確に具体的に真剣に想像(妄想)しなければそして行動しなければ、なるようにはならんよね多分(そうだよね、友よ。おめでとう)。
で、それにはまずは現状把握から始めなくちゃいかんというわけで、頓挫していた「金遣いのレコーディング」を真剣に再開するつもりである。以前頓挫したときに抱いていた目標は「節約して貯金」だったのだけれど、いまいちモチベーションが持続しなかったんである。それはなぜかといえば、「節約」なるものにいまいち自分がピンときていないというか、後ろめたさを感じているからで、自分は子どもの頃から「何かにつけけち臭いことを考え続けているくせにして金は一向に貯まらない」という生活を今まで送ってきており、翻って例えば私の妻などは「あれ食べたい」「これ買いたい」などとよく言い、それらの欲求を満たした上できちんと貯金もしていて偉いのである。再び翻って俺えらくない。なんかすげー損だ。と思う次第。故に「節約」がどうにもイヤなんである。
ただし今回は違う。何せ生活がかかっている。「節約」のためではないのだ。明確な現状把握をするからこそ、「このくらいのお金があれば生きていける」「このくらいは稼がなければならない」と明確に思えるだろうという寸法だ。明確になれば身軽になれるだろう。生活の車体感覚を身につけていれば融通無碍だ。うまくいけば貯金もできよう。貯金は楽しくやりたいじゃないか!ビバ蓄財!
そんな感じのことを、今月の収支を計算して強く強く考えた。給料日直後なのに今月既に使える金がほぼ全くないという現実に泣きながら吐きそうです。