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文芸同人誌『突き抜け13』に小説を書きました。

広告コピーの仕事は楽しくやらせてもらっていますが、小説のほうも自由奔放自己責任で楽しくやってます。参加して4年となる文芸結社「突き抜け派」。5月の文学フリマ東京で発売となった最新短編小説集のご案内です。読んでけれ〜! 『突き抜け13』 500円/81…

文芸同人誌『突き抜け12』に小説を書きました。

suzukishikaです。鈴木鹿です。こんにちは。私が2013年から参加している文芸結社「突き抜け派」の最新短編小説集『突き抜け12』ができました。読んでけれ〜。 『突き抜け12』 500円/73ページ/2016年11月発行 収録作: 「ハッピーバースデー任意」 鈴木 鹿 …

文芸同人誌『突き抜け11』に小説を書きました。

suzukishikaです。鈴木鹿です。こんにちは。 前作から半年。われらが文芸結社「突き抜け派」の最新短編小説集『突き抜け11』ができました! しーなねこさんに誘っていただいて『突き抜け6』から参加し始めて早6回目。早3年。早くてびびるわー。 『突き抜け11…

文芸同人誌『突き抜け10』に小説を書きました。

こんにちは。鈴木です。suzukishikaです。鈴木鹿です。 同人誌に小説を書いたよ、のお知らせです。 「iDish」「リアル桃鉄」「エクストリーム出社」などいろいろとご活躍の、しーなねこ氏。 彼が主宰している文芸結社「突き抜け派」の最新小説集『突き抜け10…

文芸同人誌『突き抜け9』に小説を書きました。

鈴木です。suzukishikaです。鈴木鹿です。 文芸結社・突き抜け派の最新小説集ができました。 『突き抜け9』 800円/154ページ/2015年5月発行 収録作 「だだ捨離」 高林 村 「距離のスナップ」 寺沢 美帆 「透明標本」 とろ 「女と猫と赤ちゃん」 千木良 ま…

文芸同人誌『突き抜け8』に小説を書きました。

鈴木です。suzukishikaです。鈴木鹿です。 文芸結社・突き抜け派の最新小説集、できました。 書き出し小説の約500倍の文字数を書いています。 がんばりました!買ってください! 『突き抜け8』 700円/145ページ/2014年11月発行 収録作 「エアポ」鈴木 鹿 …

日本エクストリーム出社協会 編『サラリーマンは早朝旅行をしよう!』

SB新書。副題は【平日朝からとことん遊ぶ「エクストリーム出社」】。天谷窓大(あまやん)さんと、椎名隆彦(しーなねこ)さんの共著。札幌の某書店、新書の新刊の棚に面陳列されていた。購入、即読。昨夏からの「エクストリーム出社」の盛り上がりについて…

中島らも『株式会社日広エージェンシー企画課長 中島裕之』

ずいぶん前にじだらくさんが取り上げていらっしゃって、何年か前にAmazonで見つけて買っておいた本を、ようやっと。 中島らもさんのことは、友人にずいぶん好きなやつがいて、にも関わらず僕自身はぜんぜんよく知らなくて。そんな彼が独立前の広告代理店勤務…

高城剛『21世紀の英会話』

栃木出張、帰りの飛行機で。自分の英語コンプレックスに関してもやもやとしていたことが平易にスッとまとめられていたので、がんばろうという気持ちになった。始めたくなったときのよすがの一つとしてキープ。21世紀の英会話作者: 高城剛出版社/メーカー: マ…

菅付雅信『中身化する社会』

星海社新書。栃木出張、行きの飛行機+初日の夜のホテルの部屋で。理屈の正しい正しくないは措いといて、数々の事例にはとても共感できたし、自分もそうありたいと思ったし、じゃあ自分はどんな仕事をしていこうかな、なんてことを考えた。中身化する社会 (…

『心に残る名作コピー』

『何度も読みたい広告コピー』に続いて購入。やっぱり小さいところが読めなくて残念なものもあるんだけれど、この価格、この大きさ、つまりはこの手頃さならしかたないのかしらね。まあ、おさらい的に。キャプションも面白く読めた。心に残る名作コピー出版…

佐藤尚之『明日のコミュニケーション』

アスキー新書。サブタイトルは【「関与する生活者」に愛される方法】。『明日の広告』の続編、ということでいいのかな。ようやく読んだ。会議や企画書に登場してくる事柄についてのモヤモヤと、自分の職分についてふりかえる機会を与えてくれそうな本。再読…

宮崎吐夢『諦女』

書き出し小説授賞式にいらしていた宮崎吐夢さんご本人から打ち上げの席でいただいた一冊。あまりにうれしく動転してサインいただかなかったのくやまれる(写真はとってもらった)。札幌に帰ってきて、会社帰りの地下鉄の中で、ちびりちびりとくすくすと。地…

同人誌『突き抜け6』に小説を書きました。

suzukishikaです。鈴木鹿です。TwitterやFacebookではお知らせしていましたが、縁あって同人誌に短篇小説を書かせていただきました。 『突き抜け6』 500円(購入フォーム http://ow.ly/qLWAT) 〈収録作品〉 「故郷の更新」鈴木鹿 「Oct」タカハシ リョ…

辺見庸『ゆで卵』

角川文庫。冬、紀伊國屋書店札幌本店の「ほんのまくら」で購入。冒頭はこちら。 夜、ゆで卵を食っている。ポクポクと食っている。 (「ゆで卵」P9) で、この表題作だけが長めで、あとは短いのがいくつも続く、食べものタイトルだけで編まれた短篇集。 井上陽…

三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』

文春文庫。入浴読書。 映像作品のほう、未見ではあるのだけれど、もうどうにも松田龍平でしか脳内再生されなくって。水口じゃなくて探偵はBARにいるほう。 ベースをドライに描けば、ウェットが引き立つ。ベースがウェットであればドライが引き立つ。二項でお…

津田大介『Tweet & Shout ニュー・ インディペンデントの時代が始まる』

帯に書かれてた 300人を 確保せよ! が、ぐっときたので。 こちらとあわせて読み返したい。Tweet&Shout作者: 津田大介出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク発売日: 2013/02/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) …

太田和彦『超・居酒屋入門』

新潮文庫。 さいきん、BS-TBSの「おんな酒場放浪記」が好きだ。特に倉本康子さんのファンです。土曜の夜にこの番組を見ることができた日は、家飲みもまたうまいわけで。ちなみに本家、吉田類さんのほうの番組は見たことがないです。平日のその時間には見られ…

中勘助『銀の匙』

岩波文庫。風呂場で。 マンガのほうを楽しく読んでいる(単行本派)のと、灘高の国語の授業だっけ?というぐらいの前知識で。 女々しさ満点ボーイのボンボン物語。特に序盤、100ページ近くまで、えらくいらいらしながら、もうやめたろかしらん、と、その退屈…

柴崎友香『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』

河出文庫。今年2冊目の柴崎友香を前と同じく浴槽で。 読了後約1ヵ月が経過して、どんな話かを今、パッとは思い出せなかった。けれど、じわじわと思い出してきて、今、頭の中を、えらくクリアなイメージが駆け巡っていて、脳みそのなかがすがすがしい。わけが…

永田純『次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル 自分を作る・売る・守る!』

ほぼ日でプッシュされていて、興味を抱き購入。 上記のインタビューでも語られているように、非ミュージシャンにとっても超有益。「自分の身を立てていくこと」を考え、行動していくにあたって、同時にこれまでの会社員として/趣味をする者としての自分を振…

ほんのまくらフェア全国版@紀伊國屋書店札幌本店

空中キャンプの中の人・伊藤聡さん(id:zoot32)も絶賛だった、書き出しオンリー本の闇鍋販売「ほんのまくら」の全国版。友人がいっちょかんでるということもあり行ってきた。札幌本店。 表紙には書き出しだけ。タイトルも著者も中身も見えない。そのコンセ…

車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』

文春文庫。ときどき頭をふとよぎる「これを寺島しのぶが演じたのか」という考えを振り払いながら読んだ(苦手なんす)。地下鉄でちびりちびり+眠れなかった金曜の朝に最後いっぺんに。なんだか今年、関西弁の出てくる本ばっかり読んでる。 タイトル。すごく…

大宮エリー『生きるコント』

文春文庫。 ずっと名前はあっちこっちで聞いたことあるけど…状態だった大宮エリーとの初本格接触は、きょねんパルコで入ってみた「思いを伝えるということ展」。その勢いで、同じくずっと「聞いたことはあるけど…」状態だった本書を読んでみた。 一片の説教…

柴崎友香『青空感傷ツアー』

河出文庫。はじめからおわりまで湯船で読了。「きょうのできごと」以来の柴崎作品読書だったが、本作が文庫化2冊目だったというのは、たまたま。 登場人物は多くない。多くない登場人物のだれかに感情移入する必要もない。してもいいんだけど、しなくても楽…

山際淳司『スローカーブを、もう一球』

角川文庫。湯船にて1篇ずつ大切に。熱くなりすぎなくて快適な筆致。 この本を読み終えてブログを書くにあたり、はてこれは、私の年初の目標であった「小説や戯曲をいっぱい読むぞ」の中の一冊に加えていいのか迷ってしまった。つまり私の中に「ノンフィクシ…

保坂和志『季節の記憶』

中公文庫。2冊目の保坂体験。うん、やっぱり大好き。 鎌倉が舞台で、いちど鎌倉行っておいてほんとうによかったなーと思った。 ここまで思弁的な記述が多く、しつこく理屈をこねてくるくせに、気持ちよくするする読めてしまうのは、会話が多いせいか、物語的…

いしたにまさき『あたらしい書斎』と、鈴木の「どこでも書斎トート、あるいは自宅内ノマド」

漠然と憧れながら、ときどきもちゃもちゃと部屋の模様替えを試みては、中途半端なままにしてきた「書斎なるもの」。その目的と必要な要素を明確にしてくれたというだけで、私にはもう充分なほど買った価値がある本。 IKEA活用やデジタルをからめたハウツーの…

高城剛『LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵』

年末に首をもたげる物欲を、押さえつけるというよりは整頓する意味をこめて、気になっていた本書をポチリ。 当然のことながら、そのままマネをすればいいというものではない。そもそも私はDJでも映像作家でもないので不要なものも多いし、著者自身のライフス…

佐藤雅彦・竹中平蔵『経済ってそういうことだったのか会議』

文庫版のほう。浴槽にて読了。 ブックオフにいっつもあって、気になりながら苦手意識からいっつも見送ってきたんだけど、えいやと購入。読み終わってもなお苦手意識は払拭されず残念。こんなにやさしく書かれた本でそうなんだから、大事なことなんだとは思う…