永盛文生個展「Saunter」

雑誌『ランドネ』の仕事なんかもしてる札幌のイラストレーターでありデザイナーでありドラマー、永盛文生くんの個展に行ってきたのだった。職場から徒歩圏内なので、仕事の休憩を利用して。

もともと印刷物としては見ていたイラストの原画。むちゃくちゃよかった。とてもよかった。個々の作品もいいのだけど、展示全体が魅力的。ポストカードサイズのイラストの羅列、すばらしかった。それ以外のサイズもあったけど、どれもそんなに大きくないのが個人的にはとても好感。なんか昔から小さい絵が好きです。

pecoranera atelierには初めて訪れたのだけど、とても心地よい空間で、アラジンのストーブがチンチンいってて、他に客は誰もいなくて、ずーっといたい感じだった。そんな会場の雰囲気も作品のムードとマッチしていて、肩の力が抜けた。

私は絵描きではないけれど、すごく創作意欲を刺激されるというか、かくよろこび、自由な気分をもらった気がした。行ってよかった。超よかった。

今度の日曜、11/12まで。12:00-18:00。

pecoranera atelier(札幌市中央区南6条西23丁目5-17)

2017年を振り返る_10

年初の抱負を月次ふりかえる自分メモ。

2008/2009/2010/2011/2012/2013/2014/2015/2016
2017年初の抱負/01/02/03/04/05/06/07/08/09

○出力を続ける

(仕事/突き抜け派/書き出し小説/文芸ヌー/公募/その他の思考)

仕事ぼちぼち、仕事以外ぼちぼち。仕事以外は1日1行だけしか書けない日もあるけどそれでいい。あと、ひさしぶりにブログ(ここ)にあれこれ書いている。

○入力を続ける

(読書/舞台鑑賞/映画鑑賞/英語学習/人と会う/その他の情報収集)

仕事帰りに読書。あとはiPhoneを新しくして容量に余裕ができたので、英語初心者用ポッドキャスト(culips)を始めた。

少し不思議。

少し不思議。

ストーリーマッピングをはじめよう

ストーリーマッピングをはじめよう

○健康を維持する

(体重記録/食事記録/ストレッチ/ジョギング) f:id:suzukishika:20171106160350p:plain 9月末73.9kg→10月末74.1kg。腹筋割りたい気持ちを失ってはいない。ジョギングの再開は先送り(息子の夜泣きが落ち着いたら…)。

○以上の項目に関して、月次ふりかえりを行う

以上。

久しぶりに手帳のことを考えた

f:id:suzukishika:20171025204126j:plain モレスキンの手帳を使い始めて今年で丸10年になる。ポケットサイズの、左ページに週間、右ページに横罫ノートのタイプ。ソフトカバー。

もともと「しばらくは同じものを使おう」と決めていたのもあるが、今のところ満足なので来年の手帳もこのままいこうと思っている。

アポイントやToDoの管理、備忘録として充分に役割を果たしているし満足している。記入欄はそれほど大きくはないが不足はしていないし、それほど細かい予定のある仕事でもない。コンパクトさとのトレードオフでもあるので、よいと思っている。また、この手帳を使い始めた当初に思っていた「いつでも持ち歩く気になる」というポイントは、今もたしかに成果を上げているように思う。過去にもいろいろ考えた。 suzukishika.hatenablog.jp suzukishika.hatenablog.jp

で、モノはこれでいいとして、使い方をもう少し見直せないかなと近頃思っているのだ。現在は、とりあえず自由に書き殴る感じ、色分けもしなければ記述の法則性もない、よくある記号や略語の活用なんかも統一されていない。ただ「仕事であれ私事であれ、用事は必ず手帳に書く」という原則を守り続けているおかげで、かなりストレスの軽減につながっていると思う。

いま改善したいなと思っているのは、目の前のタスクに対する集中力の向上と、中〜長期の目標に向けたモチベーション維持。今はほとんど使っていない月間カレンダーページを活用しようかなと模索中。

参考にならないかしらと思って久しぶりに手帳関係の特集が組まれた雑誌を買おうと思って(誰かの手帳の中身、みたいな記事が好き)、日経ビジネスアソシエと迷ってこっちにしちゃったPRESIDENT WOMAN。意識高いOLみたいな顔して買った。記事はほどほど参考になった。

裏くさかカバン展

D&DEPARTMENT HOKKAIDOで開催中の「裏くさかカバン展」に行ったのだった。

北海道の革製品工房・日下公司と、店舗のくさかカバン店。その通常ラインアップにない、主に自家用のアイテムが並ぶという。なんてわくわくする企画だろうか。

目が留まったのは目玉だという、端材を利用した「床革の小箱」。迷った。超迷った。最高に魅力的なプロダクトなのは間違いない、間違いないのだがしかし私は、この小箱をどのように使おうか、瞬時にイメージがわかなかった。イメージというか実際的に用途が思い浮かばなかったのである。

通常の商品に比べれば破格の安さ。しかしながら私にとってホイホイといくつも買えるという値段ではない。というより、値段というより、買っておいて使わないというのが私はすごくいやなのだ。文房具でもそうなんだけど、やっぱり「使ってこそ」という思いが強い。

店員さんと話をしながらしばらく頭をフル回転させ、悩んで、悩んで、悩んで、結局、おぼろげながら「自宅のここに置きたい」というイメージができたのと、あとはもう、えいやという感じで、買った。買っちゃった。うへへへへへへ。

日下さん、前職のときに取材させてもらって、その後しばらくしてSNSでつながって、SNS上では細々とやりとりがあるのだけれど、ぜんぜんお目にかかれないでいる。札幌なんだから会いに行こうと思えばすぐに行けるのに。不義理ですみません。いつかエゾシカのぬいぐるみを我が家にお迎えしたいと思っています。

今週土曜、10/21まで。

ペディアにトッピングを

知識、まあ雑学とかトリビアも含めて、それらを頭の中にため込んでおくことって「かつては有用だったけど今はネット検索に取って代わられて、さして重要じゃないこと」みたいに評価されがちじゃないですか、昨今。昔からある言葉でいえば「頭でっかち」っていうか。博覧強記まで突き抜けられればそれはそれですげえんだけど、そこまで達することのできる人はごくわずかなわけで。

けれど、そのため込んでいる知識に、どんな小さなことでもいいから「自分の考え」をくっつけておくことができれば、そのうえでため込んでおくことができれば、それはなにかに取って代わられない自分だけの財産として、ただの知識の数倍の価値になるのではないかな。

と、中途半端に知識ため込みたがりマンの私は思ったのだった。自分の頭で考えよう。ふりかけ感覚でもいい。